動作確認環境 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 当ブログの内容は以下の自作 PC で動作を確認しております。 CPU AMD Ryzen 3700X M/B MSI B450 TOMAHOWK MAX メモリ 32 GB (8 GB × 4) GPU GTX 1660 Super SSD WD Blue 1 TB (WDC1000T2B0B, SATA) OS Windows 10 Home リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
第1回 ラムダ抽象と関数適用 Arch Linux 上に ghc をインストールする方法は こちら . Haskell は関数型言語の一種で,関数計算の連鎖でプログラムが動きます. C 言語などにも関数はありますが,Haskell の関数はより数学的です. まずは関数とは何かを説明します. 関数 Haskell において,関数は「 値を変換するもの 」です. 例えば,次のような,入力に1を加えて返す関数fを考えます. f(x)=x+1 xが1だと2になります(f(1)=2). 関数fと1がくっつくと,2になってしまうのです. x=2の場合,f(2)=3ですし,x=3の場合はf(3)=4になります. つまり,関数というのは,定義という名のルールに従って,入力を出力に変換しているのです. では,C言語の関数と何が違うのでしょうか? Haskell の関数は,基本的に,同じ入力の時は同じ出力にならなければなりません. 上の関数fを見ると,どんな時でも同じ入力の時に同じ出力になります. ところが,C言語の場合は同じ入力でも簡単に違う出力にできてしまいます. 入力が void 型(つまり入力なし)の時でも自由自在に出力を変えることができます. 逆に,入力だけ見ても出力を決めることができないということもできます. Haskellの関数の基本は入力だけを見て出力が決まるという特徴があるので,「値を変換するもの」と見えるのです. ラムダ抽象 「関数=値を変換するもの」という考え方を発展させたものがラムダ抽象です. 中学や高校の数学において,関数というのは必ず名前がありました. 関数は値を変換してくれればいいだけなのに,必ず名前を決めてあげないと定義できません. これをラムダ計算(lambda calculus)では,「 入力をもらうと計算した結果を返すもの 」を定義できるようにしました. 例えば,入力がxなら,x+1を返す関数を λx.x+1 と書くことにしたのです. 最初のλと.の間には入力の変数を1つ書くことができます. ... Read more »
ArchBang インストール&Wi-Fi 接続 ThinkPad X240s に ArchBang Linux を30分でインストールします. Wi-Fi 接続まで一気に行きます. 手動で Arch Linux をインストールするのと比べて,びっくりするほど簡単です. (ダウンロードなどの準備時間は含まれていません) 概要 USBメモリにインストーラーイメージを焼き付けて,外付けハードディスクに ArchBang をインストールします.OS のインストール後, Wi-Fi に接続します. 事前準備 以下の3つを用意します. ThinkPad X240s USBメモリ(1GB以上) 外付けハードディスク(外付けSSDでも可) ArchBang のインストールを開始する前に,以下の2つをダウンロードしておきます. ArchBang インストーラーイメージ(現在の最新版は archbang-031215-x86_64.iso ): http://wiki.archbang.org/index.php?title=Main_Page ブート可能な USB メモリの作成ツール Rufus (現在の最新版は 2.6): http://rufus.akeo.ie/ インストーラーイメージを焼いたブート可能なUSBメモリの作成 ThinkPad X240s にインストールされている Windows7 上でインストーラーイメージを焼いたブート可能なUSBメモリを作成します. USBメモリを挿入し,Rufus を起動するとダウンロードしたイメージをUSBメモリに焼くことができます. 以下のように,焼き付ける ISO イメージとしてダウンロードしたインストーラーイメージを選択して,スタートボタンを押すだけでブート可能なUSBメモリができます. 作成したインストーラーが立ち上がるか確認しましょう. Windows を再起動して,Windows が起動する前の BIOS の画面が出てるところで F12 ボタンを連打します.すると Boot Menu が出てくるので,USB HDD から起動させ, ArchBang Linux が立ち上がるか確認します. ArchBang のインストール USB メモリと外付けハードディスクを接続し,パ... Read more »
パソコンの Arch Linux に Chrome をインストール 今回は Arch Linux にウェブブラウザをインストール.せっかく GUI が使えるようになったんだから,Arch Linux 上でブログを更新したい. まだ GUI を導入していない場合, LXDE のインストール方法 が参考になるかも. Chrome のインストール ウェブブラウザとして,Chrome をインストールすることにした.Chromium は Chrome をベースとしたオープンソース版.pacman でインストールできるところが強み.ただ,Adobe Flash Player に対応していない.Chromium で Flash Player を使おうとすると,結局,Chrome をインストールすることになる.別に Flash Player が使いたいわけではないが,Windows 上の Chrome との互換性なども考慮して Chrome をインストールする. yaourt−Sgoogle−chrome特に難しいことは何もない.日本語入力Chromeをインストールしただけでは日本語を入力できない.日本語を入力する方法にはいくつかあり,どれを選べばいいのか悩むところ.というか,FcitxだのIbusだのMozcだのAnthyだの何なんだこれ.いろいろ調べて分かったことは,日本語入力を実現するためには,アプリごとの日本語入力を共通化してくれる「インプットメソッドフレームワーク」と実際に漢字変換を行う「インプットメソッド」を何にするかを決めなければならないということ.Fcitx,Ibus,Uimがインプットメソッドフレームワークと呼ばれ,Mozc,Anthy,ATOKがインプットメソッドと呼ばれる.漢字変換の賢さはインプットメソッドの性能に依存し,漢字変換の使い勝手はインプットメソッドフレームワークに依存する.今回はインプットメソッドフレームワークとしてUim,インプットメソッドとしてMozcを採用する.MozcのインストールではMozcを配布している非公式リポジトリを使うので,/etc/pacman.confに以下の3行を追加して,パッケージデーターベースを更新する. sudo vi /etc/pacman.conf [pnsf... Read more »