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7月, 2014の投稿を表示しています

これだけ覚えれば使える vi

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今さら感が強いけど,vi の使い方をまとめてみる.Arch Linux の設定ファイルを少しだけ変更する時,vi が便利.だけど vi ってクセが強すぎる.初めて使った時は終了方法すら分からなかった.Windows のメモ帳とは全然違うので,特徴を図としてまとめてみた. vi には全く異なる2つのモードがある.カーソルの移動やファイルの保存などをするための コマンドモード ,文字を入力する 編集モード だ.これがメモ帳との大きな違いだ.どちらのモードにいるかで挙動が全然違うので,注意が必要.どっちのモードにいるか分からなくなったら,とにかく Esc キーを押すこと.それでコマンドモードに移る. 起動 $ vi ファイル名 例えば,/etc/hostname を編集する場合は,root 権限も必要なので sudo を使って以下のように起動する. $ sudo vi /etc/hostname vi は最初,コマンドモードで起動する. 終了 変更内容を保存して終了する場合は,コマンドモードで :wq と入力した後,Enter キーを押す.保存せずに終了する場合は,:q! と入力する. カーソルの移動 コマンドモードで,以下の文字を入力するとカーソルが移動する. 上への移動: k 下への移動: j 左への移動: h 右への移動: l(エル) 矢印キーでも移動可.hjkl を使うのは,右手をホームポジションに置いたまま操作ができるから.矢印キーを使うとキー入力が遅くなるのであまり好きじゃない. 文字の削除 消したい文字にカーソルを移動して x を押すと一文字削除できる. 編集モードへの移行 編集したい箇所にカーソルを移動して i を押すと編集モードに移行する.編集モードでは,入力した文字がそのままファイルに入力される.インサート( insert )の i. コマンドモードへの移行 とにかく Esc キー.困ったときは Esc キー. これで,vi を使ってちょっとした設定ファイルの編集はできると思う.慣れてきたら,コマンドをいろいろ覚えて,より効率的にファイルを編集できるようになったらいいと思う.編集に最低限必要なことは, 文字を入力できる 文字を削

Arch Linux on RasPi の容量を最大化

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SD カードの容量をどれくらい使っているのか,気になったので調べてみた. $ df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/root 1.7G 447M 1.1G 30% / devtmpfs 214M 0 214M 0% /dev tmpfs 218M 0 218M 0% /dev/shm tmpfs 218M 300K 218M 1% /run tmpfs 218M 0 218M 0% /sys/fs/cgroup tmpfs 218M 0 218M 0% /tmp /dev/mmcblk0p1 90M 25M 66M 28% /boot tmpfs 44M 0 44M 0% /run/user/1000 あれ? 16GB の SD カードを使ってるのに,2GB しか使っていないぞ. どうやら,Arch Linux のディスクイメージは 2GB しか使っていないようだ. 使われていない 10GB 以上の領域が無駄になっているので,使えるようにする. 今回は root で作業することにする. $ sudo -i するとプロンプトが # に変化する. 次に,fdisk を起動する. # fdisk /dev/mmcblk0 p を押すと現在のパーティション数が分かる. /dev/mmcblk0p1 /dev/mmcblk0p2 /dev/mmcblk0p5 この3つの場合は以下の手順でいいが,異なる場合は,最悪,OS のインストールからやり直しになるかもしれないので,よく調べてから覚悟を決めて挑んでほしい. d を押す 5 を押す d を押す 2 を押す n を押す e を押す Enter を押す(デフォルトを選択) Enter を押す(デフォルトを選択) n を押す l(エル)を押す 5 を押す Enter を押す(デフォルトを選択) Enter を押す(デフォ

Arch Linux on Raspi で固定IPを使えるようにする

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DHCP による IP アドレスの割り当ては便利な反面,外部(Windows など)からネットワーク越しにログインする時は不便だ. たまに違う IP アドレスが割り当てられることがあるのが問題だ. よし.今回は IP アドレスの固定化を実践する. とはいえ,毎度毎度 root で作業するのは怖すぎるので,ユーザーを作ってから作業することにする. ユーザー追加 まずは root でログイン. そして,ユーザー cota を useradd コマンドを利用して追加する. # useradd -m cota これで cota というログインアカウントが作成された. 次に,cota アカウントのパスワードを passwd コマンドを利用して設定する. # passwd cota Enter new UNIX password: Retype new UNIX password: passwd: password updated successfully これでユーザー追加は終了. sudo コマンドのインストール ユーザー cota には root 権限がない. root 権限がないとできない作業があるが,その都度,root でログインしていたら面倒だ. そこで安全に,かつ簡単に root になるためのコマンドが sudo. まずは pacman で sudo をインストール. # pacman -S sudo 次に,ユーザー cota が sudo で root 権限を使えるように設定. # visudo 以下のように root の設定の下に cota の設定を追加する. root ALL=(ALL) ALL cota ALL=(ALL) ALL これで cota が sudo コマンドを利用して root 権限を取得できるようになった. 一度,ログアウトする. # logout cota でログインしなおすと,次のように表示される. Welcome to Arch Linux ARM Website: http://archlinuxarm.org Forum: http://archlinuxa

Arch Linuxのラズパイで無線LANが使えるようになった

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Arch Linux on Raspi で無線 LAN (WN-G150UMK)が使えるようになったにゃー. ウェブ上には Arch Linux の情報が少ないし,経験は浅いし,めっちゃ苦労したにゃー. まだ OS を入れてない方は  Arch Linux on Raspi のインストール方法 が参考になるかも. 使用する無線 LAN 子機は,Raspbian で動作実績のある WN-G150UMK. Raspbian で使えたしサクッと使えるかなと思っていたら,甘かった. 試行錯誤の結果,なんとかつながった. インストールされている Arch Linux のバージョンは June 2014. 以下は詳細. # uname -a Linux alarmpi 3.12.20-4-ARCH #1 PREEMPT Tue May 27 19:18:36 MDT 2014 armv6l GNU/Linux まずは Arch Linux にログイン. login: root password: root 本当は root でログインしたくないんだけど,多くの作業で root 権限が必要なので. root 権限は最強権限で,うっかり大事なファイルを削除できてしまうので,注意が必要. 次の手順で無線 LAN を接続する. 1. 有線で Raspi をネットワークに接続. ブスッとネットワークケーブルを挿すだけ. # ifconfig eth0 とすれば,eth0 に IP アドレスが割り当てられてるか確認できる. 2. wireless_tools をインストールする. # pacman -S wireless_tools pacman は Arch Linux のパッケージ管理ソフトで,Debian 系の apt-get のようなもの. wireless_tools をインストールすると 無線 LAN 接続に必要なコマンドがインストールされる. 以下はインストール結果の画面. これが終わればネットワークケーブルを抜いても OK. 3. wlan0 を認識させる. 現時点では ifconfig コマンドを実行しても wlan0 は表示されていない. しかし,d

ラズパイで Arch Linux を動かすのだ

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インストーラーでオススメされてた Raspbian だが,なんか重たい気がする. 以前の  Raspbian のインストール方法  もご参考に. OS 変えたら軽くなるのだろうか? 実験だ! 今度は Arch Linux . 同じ Linux カーネルだし,あまり変わらないような気もする. まずは SD カードをフォーマットするところから. SDFormatter を起動して,フォーマット. Raspbian をインストールした時と同じように NOOBS で Arch Linux をインストールすることも可能だが,今度は dd を使ったインストールに挑戦. まずは,Arch Linux のディスクイメージを  http://www.raspberrypi.org/downloads/  からダウンロード. 現在の最新版は June 2014 . およそ 200MB . NOOBS よりもサイズが小さくていい. ダウンロードした zip ファイルを展開すると, ArchLinuxARM-2014.06-rpi.img というファイル(ディスクイメージ)が現れる. これを dd で SD カードに書き込む. dd というのは Unix 系の OS  が持つコマンドの一つだが,残念なことに Windows 系にはない. ただ, DD for Windows  というものがあるので,最新版(0.9.9.8)をダウンロードする. ダウンロードした zip ファイルを展開して, DDWin.exe を実行する. あれ~?SD カードが見えないな. おかしいなぁ? 調べてみると, Windows 7 以降の場合,管理者として実行しないとダメなようだ. DDWin.exe  を右クリックして「管理者として実行」を選択する. やったー,SD カードがちゃんと表示された. そして,さっきのディスクイメージを「ファイル選択」から選択する. 細かいことだけど,ファイルの種類を All files にしないと選択できない. 選択できると,次のようになる. よし,準備は整った. あとは,「書込」を押すだけ.

ラズパイの無線LANを使えるようにする

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無事,ラズパイで無線 LAN がつながるようになったにゃー. WDC-150SU2MWH  の認識にはホント手こずった. 結果,認識させることができなかった. Device ID  が 056e:4008  で, rtl8188eu のドライバを読み込ませれば認識しそうだというところまでは分かったんだけど,知識不足で読み込ませることができなかった. そういった苦労をしないためにも, Google で調べ, WN-G150UMK ( IO DATA製 ) の動作が確認できたので,購入. にっくき, WDC-150SU2MWH を取り外し,買ってきた無線 LAN 子機を装着. ラズパイが無線  LAN  子機を認識してるか確認する. ラズパイが立ち上がり,デスクトップにある LXTerminal を起動させて, ifconfig  コマンドを実行する. $ ifconfig eth0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス XX:XX:XX:XX:XX:XX UP BROADCAST MULTICAST MTU:1500 メトリック:1 RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0 TXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0 衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000 RXバイト:0 (0.0 B) TXバイト:0 (0.0 B) lo Link encap:ローカルループバック inetアドレス:127.0.0.1 マスク:255.0.0.0 UP LOOPBACK RUNNING MTU:65536 メトリック:1 RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0 TXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0 衝突(Collisions):0 TXキュー長:0 RXバイト:0 (0.0 B) TXバイト:0

ラズベリーパイがやってきた

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Raspberry Pi (ラズベリー・パイ)が動いたにゃー. ラズパイは,イギリス生まれの小型コンピューター. Type A と Type B があるが, Type B  を購入. ラズパイだけ買ったらいいのかと思ったら,他にもいっぱい必要だった. 買ったものは以下の通り. USB キーボード ( iBUFFALO: BSKBU02EN ) 無線マウス ( ELECOM: M-XG2DB ) HDMI ケーブル( VV-HDMI020AA-B ) USB ケーブル ( A type - Micro(B) type ) ラズパイ用ケース ( seeed: Skeleton Box For Raspberry Pi ) USB 充電器 ( 1.2A ) USB ハブ ( ELECOM: U2H-YK4BF1WH ) 無線  LAN  子機 ( WDC-150SU2MWH ) ← これは失敗. SD カード ( SanDisk 16GB Extreme PRO ) キーボード,マウスが必要なのは分かる. ただ,ネットワーク越しにログインできるようになったら不要になるので, 他のパソコンから借りておくのも手. USB  充電器に  USB ケーブルをつないで電源とつなぐ. 5V 800mA ~ 1200mA となっていたので, 1.2A (1200mA)  の充電器を選択. 画面は HDMI ケーブルを使ってテレビに映す. ラズパイをむき出しで使ってもいいけど,ケースも購入. ラズパイ Type B には LAN ポートが付いているが, 無線 LAN で接続したかったので,子機を購入. でも,何も調べずに買ってしまい,結局,認識させれなかった. ちゃんと調べればよかった. さほど高額のものではないので,買い直し. その話はまた今度. キーボード,マウス,無線  LAN  で,必要な USB ポートは3つ. ラズパイには2つのポートしかないので, USB ハブが必要. 最後に, SD カード. これはハードディスクの代わり. 8GB 程度で充分だけど, 16GB のものを購入. いろい

WinGHCi の終わり方

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今日は WinGHCi を使ってみる. インストール方法や起動方法は, 前回の記事 が参考になるかも. WinGHCi を起動すると,次のように表示される. GHCi, version 7.6.3: http://www.haskell.org/ghc/ :? for help Loading package ghc-prim ... linking ... done. Loading package integer-gmp ... linking ... done. Loading package base ... linking ... done. Prelude> まずは 3 + 5 と入力してみる. Prelude> 3 + 5 8 Prelude> おぉ~! 計算結果の 8 が表示された. じゃぁ,もう少し複雑な計算をさせてみよう. 7+7÷7+7×7-7 の答えは? Prelude> 7 + 7 / 7 + 7 * 7 - 7 50.0 Prelude> おぉ~! ちゃんと,足し算・引き算を計算する前に掛け算・割り算を計算してる. 50.0 となぜか小数も表示されたけど,今は細かいことを気にしない. 今日はこの辺でやめとこ. WinGHCi の終了方法は以下の3種類ある. ウィンドウの右上にある×を左クリック ファイルメニューから Exit を選択 :q を入力 今後のことも考えると 3. がオススメ. Prelude> :q ほいじゃ,また~ ポチッと応援よろしくにゃ~ にほんブログ村